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●ペットの命を守る本: もしもに備える救急ガイド

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「甘くかわいくごまかしてない分、ほんとうの意味で役立つ本。
愛するペットがいる全ての人が、たとえ今は平和でも目を通し家に置いておくべきだと感じます。」
吉本ばなな


日常生活でのSOS、地震や水害などの自然災害――
愛するペットの危機に対して私たちができることとは?

いざというときに「助かる命を助けるために」 必要な知識をペットレスキューの専門家が具体的に紹介します。

元気に遊んでいたペットが突然意識を失い、呼吸が止まり、 心臓に手を当てても鼓動が感じられない……そんなとき、あなたならどうしますか? ペットの命を救うためには初動が大切です。

本書は、命の危機に瀕する犬や猫への救急救命法について、 動物病院へ搬送する前に飼い主が実施できる処置を詳しく解説するとともに、 ペットとの日常生活において起こりうる、 アナフィラキシーショック、やけど、熱中症、咬傷事故の予防や対応も紹介します。

さらに、大地震や水害など災害時の救急対応と日頃からの備えについてシチュエーション別に紹介し、 災害時のペットとの同行・同伴避難の際、ペットと円滑に避難するための重要なポイントを解説します。

【目次】
第1章 ペットの救急法
1.ペットの救急救助の現状
ペットレスキューの対象
ペット用酸素マスクの寄付活動
ペット救急の根拠法令

2.ペットの救命法の基本
「救命の連鎖」で命を救う
ペットの救命救急法の用語や指針の定義

3.ペットの救命法を実践する
観察、意識・反応の確認
安全確認・動物病院の手配と搬送
呼吸と脈の確認
心肺蘇生法(胸部圧迫、人工呼吸)
搬送途中の救命処置の継続と声かけ
気道異物除去

4.応急処置と日常での危険への対応
止血法
骨折時の処置
アナフィラキシーショック
やけど
熱中症
犬に噛まれたら
自然毒のリスク

第2章 災害時の救急対応
1.地震に備えてペットを守る
大地震の際に予測されるペットのケガ
災害発生直後のペットの探し方
高所から降りられなくなった猫の助け方
地震発生時の行動手順
「避難放棄ペット」を出さないために
ペット救助に必要な道具
地震後の火災について

2.水害に備えてペットを守る
水害をどうやって予測するのか
洪水など水害時の危険リスク
ヘリコプターによる救助
もし、川に流されてしまったら
湖や川、海での水遊びの危険性

3.噴火に備えてペットを守る
降灰の影響とリスクの予測
情報収集

第3章 ペットとの同行・同伴避難
1.避難の前に知っておきたいこと、備えておくべきこと
環境省の「人とペットの災害対策ガイドライン」を読んでおこう
同行避難と同伴避難
避難中のペットの飼養環境の確保
避難生活におけるペットの感染症対策

2.ペットの避難用備蓄品について

第4章 動物の保護と介在活動
1.海外の動物保護活動
国際的動物福祉の基本(5つの自由)
インド・アメリカ・ドイツの事例

2.動物介在介入と動物介在医療
医療現場を訪れる犬への理解
ペット同伴入院・ペット連れ面会

<TOPIC>
ペットの虐待を減らすために
ペットのシートベルト着用義務
犬・猫にマイクロチップ義務化で飼い主特定/改正動物愛護法が成立
災害救助犬について
ペットの安全な在宅状態について
動物のいる避難所が癒しになる?
事例1 岡山県倉敷市・総社市のペット同伴避難所開設事例
事例2 熊本地震における地域獣医師会の取り組み
ペットと新型コロナウイルス感染症

●著者について
【著者】サニー カミヤ
一般社団法人 日本国際動物救命救急協会 代表理事/一般社団法人 日本防災教育訓練センター 代表理事
1962年福岡県生まれ。福岡市消防局のレスキュー隊小隊長を務めた後、国際緊急援助隊員、ニューヨーク州救急隊員として活動。人命救助者数は1,500名以上を数える。アメリカに22年在住し、現在はアメリカ国籍。2014年より再び活動拠点を日本に移し、リスク・危機管理、防災、防犯、各種テロ対策コンサルタントなどの活動を行う。さらには「助かる命を助けるために」をテーマに、ペットの救命救急法(ペットセーバープログラム)の講習を日本全国で展開。ペットの飼い主や消防士などに、日常事故や自然災害時における実践的な動物愛護と保護に向けた取り組み、および飼い主とペットの「生命・身体・財産・生活・自由」を守るための防災教育の普及活動を行っている。NHK「逆転人生」などメディア出演多数。著書に『台風や地震から身を守ろう:国際レスキュー隊サニーさんが教えてくれたこと』、『けがや熱中症から身を守ろう:同』、『交通事故や火事から身を守ろう:同』(いずれも評論社)。

【監修者】小沼 守
獣医師、博士(獣医学)
大相模動物クリニック 顧問/どうぶつ医学教育研究支援センター センター長/千葉科学大学 危機管理学部 動物危機管理学科 教授
1967年埼玉県生まれ。日本大学農獣医学部獣医学科を卒業し、1995年におぬま動物病院(現・大相模動物クリニック)を開院、2011年に日本大学大学院獣医学専攻修了。2017 年より千葉科学大学に着任。ペットの災害対策や危機管理、災害救助犬などに関わる研究、サプリメント開発などペットの予防医療に向けた研究や社会貢献活動を進めており、2021年には犬・猫以外のエキゾチックペットのペットセーバープログラムを構築。東京農工大学非常勤講師、日本捜索救助犬協会顧問のほか、日本動物看護学会、獣医アトピー・アレルギー・免疫学会、日本獣医エキゾチック動物学会、獣医学教育支援機構、日本機能性香料医学会、日本ペット栄養学会ほかで役員や委員を務める。著書に、『めざせ早期発見! わかる犬の病気』(インターズー)、監修や分担執筆として『とある臨床現場を覗いて学ぶ犬と猫の初期診療アプローチ』(緑書房)など多数。

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